by Shinshu Arts-Climate Camp
気候とアートのダイアローグ・・・この番組は、文化芸術の視点から気候変動や地球環境の課題を考える、「信州アーツクライメートキャンプ」がお届けするPodcastです。 Shinshu Arts-Climate Camp は、文化芸術の視点から気候変動や地球環境の課題を見つめ、信州・長野県において行われている様々な取り組みを知り、取り組んでいる人に学び、共に考え、変化していく、コモンスペースをつくっていこうというプロジェクトです。信州アーツカウンシル(一般財団法人長野県文化進行事業団)と信州大学人文学部が協働して運営しています。
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9/29/2023
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October 9, 2024
<p>『気候とアートのダイアローグ』は、アートを通して気候危機や社会問題に対して活動している、長野県のアーティストや実践者たちにインタビューする番組です。</p> <p>今回も前回に引き続き、「北アルプス国際芸術祭2024」参加アーティストの「北アルプス林研グループ」から小林雅文さん、荒山雄大さん、荒山あゆみさんの3名を迎え、公開収録で行ったインタビューをお届けします。</p> <p>北アルプス林研グループは、組織を超えて北アルプス地域の林業者たちで構成された団体で、現在20名ほどのメンバーが所属しています。メンバーの1人で、アートをバックグラウンドに持つ小林雅文さんが発起人となり、今回初めて芸術作品を制作しましたが、その背景には、山林や林業にもっと興味を持ってほしいという思いがありました。</p> <p>後半となる今回は、人間の営みと森との関係性、林業の魅力や課題、そして聞き手の信州大学人文学部教授、金井直さんから、今回の作品について美術的文脈からお話いただきました。</p> <p> </p> <p>▶北アルプス国際芸術祭 2024/北アルプス林研グループ「森づくりアート」</p> <p><a href="https://shinano-omachi.jp/work/23/" target="_blank" rel="ugc noopener noreferrer">https://shinano-omachi.jp/work/23/</a></p> <p>▶北アルプス林研グループ</p> <p>北アルプス地域の林業者たちで構成された団体。もともとは林業の後継者対策として行政主導で設立し、2000年に独立。自主的に自由な企画を持ち寄って活動する、ゆるやかな連合体となっています。</p> <p><a href="https://www.instagram.com/northalpsforesters_naaf2024/" target="_blank" rel="ugc noopener noreferrer">https://www.instagram.com/northalpsforesters_naaf2024/</a></p> <p>►信州アーツ・クライメート・キャンプとは…</p> <p>文化芸術の視点から気候変動や地球環境の課題を見つめ、信州・長野県で行われているさまざまな取り組みを知り、取り組んでいる人に学び、ともに考え、変化していく、コモンスペースをつくっていこうというプロジェクトです。</p> <p><a href="https://shinshu-artscouncil.jp/tag/shinshu-arts-climate-camp/" target="_blank" rel="ugc noopener noreferrer">https://shinshu-artscouncil.jp/tag/shinshu-arts-climate-camp/</a></p> <p><br /></p> <p>▶INFORMATION</p> <p>金井直さんからご紹介のあった作品について</p> <p><br /></p> <p>▪️川俣正《源汲・林間テラス》、2017</p> <p>《源汲・林間テラス》は、大町市に2018年に竣工した一般廃棄物処理施設「北アルプスエコパーク」に設置されている作品。生えている樹木をそのまま活かし、テラス側が木々に寄り添うようにして設置されている。</p> <p>https://shinano-omachi.jp/work/14/</p> <p><br /></p> <p>▪️デイヴィッド・ナッシュ《門》、1982</p> <p>東京都現代美術館蔵 デイヴィッド・ナッシュは、倒木や枯れ木などを素材とし、自然と人間の関わりをテーマとして作品制作を行なってきた彫刻家である。《門》は、奥日光の森にて、台風により根本から2つに裂けていた倒木を使い制作された。</p> <p>https://mot-collection-search.jp/shiryo/1460/</p> <p><br /></p> <p>▪️高松次郎《4つの杉の単体》、1970</p> <p>豊田市美術館蔵</p> <p>4本の杉の丸太の上部が四角く削り出された作品。高松が、街路樹を見て「四角い一本の柱が、その木の中にもあるはずだ」と思い至ったことから、形態変化と自己同一性、また部分と全体の関係性などを想起させるような、本作品をはじめとした「単体」シリーズが生まれた。</p> <p>https://www.museum.toyota.aichi.jp/collection/takamatsu-jiro</p> <p><br /></p> <p>▪️ジュゼッペ・ペノーネ</p> <p>《12メートルの木》、1980-82、豊田市美術館蔵</p> <p>《右にねじれた木》、1989、豊田市美術館蔵</p> <p>《Ripetere il bosco(To Repeat the Forest)》、1969-1997</p> <p>ぺノーネは、自然と人間の体の相互的な作用によって作品を生み出している作家である。自然を素材とし、自然の生命力や時間など意識的に認識されていないものを捉え、作品として目に見える形で提示している。</p> <p>3つの作品は、ぺノーネの代表的な「木」のシリーズであり、材木の年輪を一枚一枚剥がし、材の中にあるかつての幹を発掘した作品。</p> <p>https://www.museum.toyota.aichi.jp/collection/giuseppe-penone</p> <p>https://giuseppepenone.com/en/words/trees</p> <p><br /></p>
October 8, 2024
<p>『気候とアートのダイアローグ』は、アートを通して気候危機や社会問題に対して活動している、長野県のアーティストや実践者たちにインタビューする番組です。</p> <p>今回から2回にわたって、9月13日(金)に長野県大町市で開幕した「北アルプス国際芸術祭2024」の特別編をお届けします。ゲストには北アルプス国際芸術祭への参加アーティスト「北アルプス林研グループ」から小林雅文さん、荒山雄大さん、荒山あゆみさんの3名をお迎えし、公開収録を行いました。</p> <p>北アルプス林研グループは、組織を超えて北アルプス地域の林業者たちで構成された団体で、現在20名ほどのメンバーが所属しています。林業者が北アルプス国際芸術祭にアーティストとして参加するのは、今回が初の試みです。</p> <p>前半では、北アルプス林研グループとはどのような団体か、なぜ林研グループとして国際芸術祭に参加したのか、そして作品に込めた思いや見どころなどもうかがいました。</p> <p> </p> <p>▶北アルプス国際芸術祭 2024/北アルプス林研グループ「森づくりアート」</p> <p><a href="https://shinano-omachi.jp/work/23/" target="_blank" rel="ugc noopener noreferrer">https://shinano-omachi.jp/work/23/</a></p> <p>▶北アルプス林研グループ</p> <p>北アルプス地域の林業者たちで構成された団体。もともとは林業の後継者対策として行政主導で設立し、2000年に独立。自主的に自由な企画を持ち寄って活動する、ゆるやかな連合体となっています。</p> <p><a href="https://www.instagram.com/northalpsforesters_naaf2024/" target="_blank" rel="ugc noopener noreferrer">https://www.instagram.com/northalpsforesters_naaf2024/</a></p> <p>►信州アーツ・クライメート・キャンプとは…</p> <p>文化芸術の視点から気候変動や地球環境の課題を見つめ、信州・長野県で行われているさまざまな取り組みを知り、取り組んでいる人に学び、ともに考え、変化していく、コモンスペースをつくっていこうというプロジェクトです。</p> <p><a href="https://shinshu-artscouncil.jp/tag/shinshu-arts-climate-camp/" target="_blank" rel="ugc noopener noreferrer">https://shinshu-artscouncil.jp/tag/shinshu-arts-climate-camp/</a></p> <p> </p> <p> </p> <p>▶INFORMATION</p> <p>・林研(林業研究)グループ</p> <p>林業経営の改善及び林業技術の向上を主たる目的として、意欲的で地域のリーダー的な林業経営者などを中心に組織され、林業経営にかかる学習・研究活動、共同事業などを行うグループ。各都道府県には林業研究グループにより構成された都道府県林業研究グループ連絡協議会が組織されている(林野庁HPより)。</p> <p> </p> <p><br /></p>
March 18, 2024
<p>『気候とアートのダイアローグ』は、アートを通して気候危機や社会問題に対して活動している、長野県のアーティストや実践者たちにインタビューする番組です。</p> <p> </p> <p>今回も前回に続いて、「アート」という“くくり”を広げ、環境保護運動というかたちで気候変動に対する取り組みをすでに実践している、「スノーレジャー」という文化に注目します。</p> <p> </p> <p>インタビューしたのは、長野県の白馬エリアでスキーやスノーボードを地球温暖化から守る活動をしている環境保護団体、一般社団法人POW Japanの事務局長・髙田翔太郎さんです。</p> <p> </p> <p>「地球温暖化によって雪が解けてしまっては、スキーやスノーボードができなくなる」という危機感のもと、アメリカのプロスノーボーダーが発起人となり2007年にPOWを設立。</p> <p> </p> <p>POW Japanはその日本でのチームとして2019年にスタートし、白馬村を中心に全国のスキー場などで、一般のスキーヤーやスノーボーダーに対して、そしてスキー場や行政に対して、さまざまな活動を続けています。</p> <p> </p> <p>今回は、一般のスキーヤーやスノーボーダーが気候危機に対して何ができるのか、またPOW Japanの今後の取り組みについても、さらにうかがっていました。 </p> <p> </p> <p>►髙田翔太郎さん</p> <p>北海道出身、長野県大町市在住。学生時代からパタゴニアに勤務し、30代で退職した後にサステナブルな生活のヒントを求めてニュージーランドやタスマニアを旅する。帰国後にPOW Japanの立ち上げにかかわり、現在は事務局長を務める。スノーボードとサーフィンを趣味としながら、農のある暮らしやセルフビルドも実践。ファーマーズマーケット「白馬オーガニックマーケット」にも携わっています。</p> <p> </p> <p>►一般社団法人Protect Our Winters Japan(POW Japan)</p> <p>アメリカのプロスノーボーダー、ジェレミー・ジョーンズさんが立ち上げたPOWの日本での団体。地球温暖化からスキーやスノーボードを楽しむ冬を守ることを目的に、「行動する仲間たちを増やす」「私たちの遊び場”スノータウン”のサステナブル化を促す」「国の脱炭素化に向けて、市民の立場から変化を起こす」を柱に活動しています。</p> <p><a href="https://protectourwinters.jp/">https://protectourwinters.jp/</a></p> <p><a href="https://www.instagram.com/protectourwintersjapan/">https://www.instagram.com/protectourwintersjapan/</a></p> <p> </p> <p>►信州アーツ・クライメート・キャンプとは…</p> <p>文化芸術の視点から気候変動や地球環境の課題を見つめ、信州・長野県で行われているさまざまな取り組みを知り、取り組んでいる人に学び、ともに考え、変化していく、コモンスペースをつくっていこうというプロジェクトです。</p> <p><a href="https://note.com/artsclimate_camp">https://note.com/artsclimate_camp</a></p> <p><a href="https://www.instagram.com/shinshu_artsclimate_camp/">https://www.instagram.com/shinshu_artsclimate_camp/</a></p> <p> </p> <p>►INFOTMATION</p> <p>・SUSTAINABLE RESORT ALLIANCE</p> <p>POW Japanが2023年からスタートさせたプラットフォーム。スキー場と、スキーヤーやスノーボーダーが、ともに脱炭素化とサステナブル化を実現するためのネットワークの構築を目指す。</p> <p><a href="https://protectourwinters.jp/sustainableresort/" target="_blank" rel="noopener noreferer">https://protectourwinters.jp/sustainableresort/</a></p> <p> </p> <p>・WWOOF</p> <p>World Wide Opportunities on Organic Farmsの略で、有機農家が食事・宿泊場所・知識・経験を、参加者が「労働」を提供し、お金をやり取りしない人的交流を実践する仕組み。会員制で、日本はWWOOFジャパンが窓口になっている。</p> <p><a href="https://www.wwoofjapan.com/home/" target="_blank" rel="noopener noreferer">https://www.wwoofjapan.com/home/</a></p> <p> </p> <p>・小松吾郎</p> <p>長野県大町市在住のプロスノーボーダー、POW Japan代表理事。</p> <p> </p> <p>・エネルギー基本計画</p> <p>国が定めるエネルギー政策の基本方針で、少なくとも3年ごとに点検される。直近の計画は2021年に閣議決定され、安全性、エネルギーの安定供給、経済効率性の向上、環境への適合を重視している。</p> <p><a href="https://www.meti.go.jp/press/2021/10/20211022005/20211022005.html" target="_blank" rel="noopener noreferer">https://www.meti.go.jp/press/2021/10/20211022005/20211022005.html</a></p> <p><br></p> <p>※『気候とアートのダイアローグ』は、信州アーツカウンシルと信州大学人文学部の共同プロジェクト、「信州アーツ・クライメート・キャンプ」のポッドキャストです(制作:<a href="https://lit.link/kotarookazawa">八燿堂</a>)</p>
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