Podcast thumbnail for 渡部龍朗の宮沢賢治朗読集

渡部龍朗の宮沢賢治朗読集

Claim This Podcast

by 渡部製作所

5.0(1 reviews)
74 episodes
Updated Daily
Accepts GuestsHas SponsorsLocation 🇯🇵

Podcast Overview

Audibleで数々の文学作品を朗読してきたナレーター 渡部龍朗(わたなべたつお) が、宮沢賢治作品の朗読全集の完成を目指し、一編ずつ心を込めてお届けするポッドキャスト。 ▼ 朗読音声とテキストがリアルタイムで同期する新体験オーディオブックアプリ「渡部龍朗の宮沢賢治朗読集」iOS版 / Android版 公開中 ▼ 【iOS】https://apps.apple.com/ja/app/id6746703721 【Android】https://play.google.com/store/apps/details?id=info.watasei.tatsuonomiyazawakenjiroudokushu 幻想的で美しい宮沢賢治の言葉を、耳で楽しむひとときを。 物語の息遣いを感じながら、声に乗せて広がる世界をお楽しみください。

Language

🇯🇵

Publishing Since

2/8/2025

1 verified contact email on file for 渡部龍朗の宮沢賢治朗読集

Pitch yourself as a guest, propose sponsorships, or reach out directly to the host.

Recent Episodes

Episode thumbnail for 貝の火

June 14, 2026

貝の火

<p>📖『貝の火』朗読 – 光る野原と、火をやどすひとつの珠🌿🔥</p><p>静かに語られる物語の世界へようこそ。今回お届けするのは、宮沢賢治の『貝の火』。</p><p>草がきらきらと光り、樺の木が白い花をつける、よいにおいに満ちた野原。子兎のホモイは、うれしくてたまらず草の上を跳ねまわっています。そんなある日、ホモイは流れに落ちて押し流されてゆく小さな命を見つけ、こわさをこらえて水に飛び込み、岸へと助け上げます。</p><p>それからしばらくして、助けられた小鳥の親子が、一つの贈り物を携えてホモイのもとを訪れます。「貝の火」と呼ばれる、まんまるの宝珠。中では赤い火がちらちらと燃え、目にあてて空へすかせば焔は消えて天の川がすきとおる、不思議な珠です。手入れしだいでこの珠はどこまでも立派になる——鳥の王からの言伝てとともに託されたそれを、ホモイは毎日息をふきかけ、みがいて大切にすると心に決めます。</p><p>やがて、野原の生きものたちのホモイへの接し方が、少しずつ変わってゆきます。</p><p>火を抱いた珠は、ホモイの日々とともに、その輝きをさまざまに変えていきます。野原には、朝を告げるつりがねそうの鐘の音が高く響き、鈴蘭は風に葉を鳴らし、草には露がきらめきます。その明るい風景の中を、ホモイはひばりや、りすや、馬や、むぐら、そして狐といった生きものたちと行き交います。</p><p>「立派な人になった」と言われるようになったホモイ。そのまわりで、生きものたちの振る舞いも移ろってゆきます。ていねいに頭を下げる者、こわばってしまう者、調子よく近づいてくる者——さまざまな姿が、ホモイのかたわらに現れます。手のひらにおさまる小さな珠と、それを持つホモイのありようとが、物語の中でひそかに結ばれていきます。</p><p>火と光、霧とその晴れ間、野原にわたる鐘の音。きらめく情景と、ちらちらと燃えるひとつの珠。詩的な言葉とやわらかな描写が、子兎の一日一日をつつんでいきます。</p><p>宮沢賢治が描く、野原と生きものと、火をやどす珠の物語。ホモイと貝の火をめぐるこの不思議なものがたりを、朗読でじっくりとお楽しみください。</p><p><br></p><p>#狐 #動物が主人公 #いじめ #傲慢</p>

Episode thumbnail for 黒ぶだう

June 7, 2026

黒ぶだう

<p>📖『黒ぶだう』朗読 – 赤狐に誘われて忍びこむ別荘と、陽の射す部屋の黒いぶどう🦊🍇</p><p>静かに語られる物語の世界へようこそ。今回お届けするのは、宮沢賢治の『黒ぶだう』。</p><p>退屈して頭をぶらぶら振っていた仔牛のもとへ、丘の上から赤狐が風のように駆けてきます。「散歩に出ようじゃないか」——柵を持ちあげてもらってその下をくぐり抜け、仔牛は林の方へと狐についていきます。やがて二人がたどり着いたのは、樺林の中にひっそりと建つ、ベチュラ公爵の別荘。煙突から煙も出ず、しいんと静まりかえって誰もいないようなその建物に、「ちょっとはいって見ようじゃないか」と、狐は身軽に足を踏み入れていきます。</p><p>書物ばかりの部屋、きものばかりの部屋。真鍮のてすりのついたはしごをのぼった先に開けていたのは、日が一ぱいに射して、絨緞の花のもようが燃えるように見える部屋でした。てかてかした円卓の上のまっ白な皿には、立派な二房の黒ぶだうが、冷たそうな影法師まで添えて置かれています。「さあ、喰べよう」——狐の声が、静かな部屋に響きます。</p><p>さっさと先を行く赤狐と、びくびくしながらあとを追う仔牛。「なあに僕は人の家の中なんぞ入りたくないんだ」と心の中でつぶやきながら、それでも足ががたがた鳴ってしまう仔牛。青ぞらを見上げてはタンと舌を鳴らす狐の身のこなしと、一歩ごとにためらいを抱える仔牛の足どりが、誰もいない別荘の中で並んでいきます。</p><p>日の光、燃えるような絨緞の花もよう、まっ白な皿にのった黒いぶどうの房。みずみずしい色彩と、蜂蜜やそばの花の匂い。きらびやかで、それでいて静かな空気の中で、二人の別荘めぐりは進んでいきます。</p><p>日の光、燃えるような絨緞の花もよう、まっ白な皿にのった黒いぶどうの房。みずみずしい色彩と、蜂蜜やそばの花の匂い。きらびやかで、それでいて静かな空気が、誰もいない別荘の中に満ちています。</p><p>やんちゃで身軽な赤狐と、気は弱いけれど狐についていく仔牛。留守の別荘で交わされる二人のやりとりを、朗読でじっくりとお楽しみください。</p><p><br></p><p>#狐 #動物が主人公</p>

Episode thumbnail for 種山ヶ原

May 31, 2026

種山ヶ原

<p>📖『種山ヶ原』朗読 – 霧に沈む高原と、少年が迷い込んだ夏の終わりの一日🌫️🌾</p><p>静かに語られる物語の世界へようこそ。今回お届けするのは、宮沢賢治の『種山ヶ原』。</p><p>種山ヶ原は、北上山地のまん中にある高原。東と西からの風や湿気がぶつかり合い、雲や雨や霧がいつもすぐそこに控えています。夏休みもあと一日となったその日、達二は、上の野原で草を刈るおじいさんと兄のもとへ弁当を届け、牛を連れて草を食ませに行くことになりました。楊の枝で鞭を拵え、ダー、ダー、ダースコ、ダー、ダーと、夏に町で踊った剣舞の囃子を口ずさみながら、達二は原への路をのぼっていきます。</p><p>ところが、原の入口で兄と落ち合ったのもつかのま、牛が不意に北の方へ駆け出します。達二は夢中で追いかけますが、せいの高い草を分けるうちに足はこわばり、深い草の中に倒れ込んでしまいます。気がつけば空は重く垂れこめ、冷たい霧が切れ切れに眼の前を通り過ぎていきます。牛の通った痕はかき消え、いくら呼んでも兄の返事は聞こえません。霧に閉ざされた高原で、達二はとうとう、どちらが帰り道かもわからなくなってしまいます。</p><p>霧は刻々と濃さを変え、晴れたかと思えばまたあたりを閉ざします。黒板から降る白墨の粉のような霧の粒、いくつもの細い手を振るすすきの穂、馬の蹄の痕でできた頼りない黒い道。そんな霧をくぐって、剣舞の太鼓の響きや、ふと耳によみがえる誰かの言葉、霧の向こうに浮かぶ大きな影が、かわるがわる達二を訪れます。</p><p>青黒い蛇紋岩や橄欖岩からできた種山ヶ原では、足もとを飲み込んでしまいそうな深い霧と、草の雫をきらめかせる陽の光とが、めまぐるしく入れかわります。光ったり陰ったりを繰り返すその懐で、達二はひとり、霧の中を歩いていきます。</p><p>達二の迷い込んだ一日を通して立ち現れるこの幻想的な物語を、朗読でじっくりとお楽しみください。</p><p><br></p><p>#少年 #夢 #方言 #山男</p>

74 total episodes available

Deep-dive analytics for 渡部龍朗の宮沢賢治朗読集

Frequently asked questions

Have a different question and can't find the answer you're looking for? Reach out to our support team by sending us an email and we'll get back to you as soon as we can.

What is 渡部龍朗の宮沢賢治朗読集?

Audibleで数々の文学作品を朗読してきたナレーター 渡部龍朗(わたなべたつお) が、宮沢賢治作品の朗読全集の完成を目指し、一編ずつ心を込めてお届けするポッドキャスト。 ▼ 朗読音声とテキストがリアルタイムで同期する新体験オーディオブックアプリ「渡部龍朗の宮沢賢治朗読集」iOS版 / Android版 公開中 ▼ 【iOS】https://apps.apple.com/ja/app/id6746703721 【Android】https://play.google.com/store/apps/details?id=info.watasei.tatsuonomiyazawakenjiroudokushu

幻想的で美しい宮沢賢治の言葉を、耳で楽しむひとときを。 物語の息遣いを感じながら、声に乗せて広がる世界をお楽しみください。

How often does this podcast release new episodes?

This podcast updates daily.

Where can I listen to this podcast?

This podcast is available on 4 platforms including Apple Podcasts, Spotify, and more. You can also use the RSS feed directly.

Does this podcast accept guests?

No, this podcast does not typically feature guests.

Legal Disclaimer

Pod Engine is not affiliated with, endorsed by, or officially connected with any of the podcasts displayed on this platform. We operate independently as a podcast discovery and analytics service.

All podcast artwork, thumbnails, and content displayed on this page are the property of their respective owners and are protected by applicable copyright laws. This includes, but is not limited to, podcast cover art, episode artwork, show descriptions, episode titles, transcripts, audio snippets, and any other content originating from the podcast creators or their licensors.

We display this content under fair use principles and/or implied license for the purpose of podcast discovery, information, and commentary. We make no claim of ownership over any podcast content, artwork, or related materials shown on this platform. All trademarks, service marks, and trade names are the property of their respective owners.

While we strive to ensure all content usage is properly authorized, if you are a rights holder and believe your content is being used inappropriately or without proper authorization, please contact us immediately at hey@podengine.ai for prompt review and appropriate action, which may include content removal or proper attribution.

By accessing and using this platform, you acknowledge and agree to respect all applicable copyright laws and intellectual property rights of content owners. Any unauthorized reproduction, distribution, or commercial use of the content displayed on this platform is strictly prohibited.