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五丁目ラジオ

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by 五丁目ラジオ

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Episode thumbnail for 五丁目ラジオ2日曜サンデー「鯨と人間、あるいは正義という名の集金システム」

May 31, 2026

五丁目ラジオ2日曜サンデー「鯨と人間、あるいは正義という名の集金システム」

<p>第136回と同日収録の続きです。</p> <p>前回が「150円の風呂とリック・ドム」だったとすれば、今回はそこから一段深く潜って、鯨問題、メタル、PA、うなぎ、政治、文楽、そして正義の商売化まで行ってしまう回です。</p> <p>話の始まりは、ライブ後の活動限界。</p> <p>ビールを一口飲んで、ようやくエントリープラグが抜けた身体に電源が戻ってくる。そういう疲労感のなかで、なぜか唱えられる「ベントラ・ベントラ」。疲れている人間の話は、だいたい宇宙人を呼ぶところから始まるのかもしれません。</p> <h2>オープニング</h2> <p>オープニングでは、ライブ後の虚脱感、活動限界、そして音をめぐる信頼の話へ。</p> <p>ライブ後の一杯でようやく身体が戻ってくる感覚を、エヴァの内蔵電源みたいに語りながら、話はヘビーメタルと「耳利き」の問題に向かっていきます。</p> <p>ポイントになるのは、日本が誇るPAエンジニア・内田直之さんの存在です。</p> <p>ライブ中の即興的なダブミックス、音の飛ばし方、そしてスレイヤー『サウス・オブ・ヘブン』への評価。「あの人が言うなら聴いてみよう」と思わせる耳の信頼が、ここではかなり重要な話として出てきます。</p> <p>情報が多すぎる時代に、結局頼りになるのは、検索順位でもおすすめ欄でもなく、「この人の耳なら信用できる」という身体感覚なのかもしれません。</p> <p>スレイヤーの暴力的な音像が、実はものすごく精密に作られているという話は、浦和の中村屋の二段うなぎみたいなものです。開けたら上にうなぎ、掘ったら下にもいる。暴力と贅沢は、たまに同じ顔をします。</p> <h3>オープニング・キーワード</h3> <ul class="keyword-list"> <li>同日収録</li> <li>ライブ後の活動限界</li> <li>エヴァンゲリオン</li> <li>アンビリカルケーブル</li> <li>ビール</li> <li>ベントラ・ベントラ</li> <li>ヘビーメタル・シンジケート</li> <li>BURRN!</li> <li>PAエンジニア</li> <li>内田直之</li> <li>ダブミックス</li> <li>スレイヤー</li> <li>South of Heaven</li> <li>耳利き</li> <li>目利き</li> <li>浦和中村屋</li> <li>二段うなぎ</li> </ul> <h2>今日の士郎:『美味しんぼ』アニメ第27話「激闘鯨合戦(後編)」【新井ターン】</h2> <p>今回の『美味しんぼ』コーナーは、「激闘鯨合戦」の続きです。</p> <p>前回は、鯨を食べる文化と動物愛護の正義が正面衝突するところまででしたが、今回はその裏側にある、もっと生臭い構造が見えてきます。</p> <p>登場するのは、反捕鯨団体「クジラ十字軍」。</p> <p>一見すると、鯨を守るための正義の団体に見えるわけですが、その副会長ワット氏は、高級ホテルでシャンパンを飲みながら、鯨は資金集めの看板にすぎないと語ります。日本を野蛮だと叩くことで、欧米から金が集まる。つまりここで描かれているのは、正義そのものではなく、「正義が集金装置になる瞬間」なんですよね。</p> <p>もちろん、これはかなり極端な描き方です。けれど、少しひねくれた見方をすれば、現代のSNS的な炎上ビジネスにも通じる話です。わかりやすい悪者を作り、怒りを集め、支持と資金を動かす。鯨は鯨である前に、運動のシンボルにされてしまう。</p> <p>そこへ、角丸副総理と海原雄山が関わってきます。</p> <p>文楽の人形に使われる鯨の髭。日本の伝統文化と鯨との関係。エスキモーには捕鯨を認めながら、日本の捕鯨は野蛮だとする論理の不均衡。ここで『美味しんぼ』は、食文化の話から、国際政治と文化の尊厳の話へと一気に広げていきます。</p> <p>ただし、ここで面白いのは、『美味しんぼ』が単純に「日本は正しい」とだけ言っているわけでもないところです。</p> <p>鯨をめぐる正義のぶつかり合いのなかで、文化を守る側も、環境を守る側も、それぞれに権力や欲望や面子を背負ってしまう。正義はきれいな顔をして登場しますが、裏に回ると、だいたい財布と名誉と支配欲が座っています。位置どりが決めにくい、三人掛けソファです。</p> <h3>今日の士郎:『美味しんぼ』アニメ第27話「激闘鯨合戦(後編)」・キーワード</h3> <ul class="keyword-list"> <li>美味しんぼ</li> <li>激闘鯨合戦</li> <li>鯨問題</li> <li>捕鯨</li> <li>反捕鯨団体</li> <li>クジラ十字軍</li> <li>ワット氏</li> <li>ジェフ</li> <li>角丸副総理</li> <li>海原雄山</li> <li>文楽</li> <li>鯨の髭</li> <li>動物愛護</li> <li>食文化</li> <li>国際政治</li> <li>文化相対主義</li> <li>資源保護</li> <li>正義の集金システム</li> <li>シンボリックな対立</li> <li>ピラニアの水槽</li> <li>日本叩き</li> <li>エスキモー捕鯨</li> <li>大きな虫と小さな虫</li> </ul> <h2>エンディング</h2> <p>エンディングでは、「今日の士郎」シリーズと、五丁目ラジオそのものの立ち位置へ話が戻っていきます。</p> <p>スレイヤーを聴いて驚き、二段うなぎに喜び、鯨問題の政治性に腹を立てる。そういう一見ばらばらな話が、実は全部「何を信じるか」「誰の目利きに乗るか」という問題につながっているんですよね。</p> <p>「今日の士郎」は、単なる『美味しんぼ』感想ではなく、食と正義と昭和的な面倒くささを掘り起こす文化アーカイブでもあります。関西でZINEが好評だったという話も、ただ売れたというより、まだどこかに山岡士郎的な偏屈さを求めている人がいる、ということなのかもしれません。</p> <p>大人になっても、私たちは案外ずっと放課後の部室にいる。</p> <p>メタルの音、ラジオのノイズ、マンガの一コマ、政治家の変な啖呵、うなぎの湯気。そういうものを持ち寄って、「これって何だったんですかね」と話し続ける場所が、五丁目ラジオなのだと思います。</p> <p>第137回は、鯨問題の解決編でありながら、正義がいかに商売になり、文化がいかに政治の道具になり、それでも人はなぜ「信頼できる耳」を探してしまうのかを考える回です。</p> <p>重い話のはずなのに、最後はどこか放課後っぽい。そこが、まあ、五丁目ラジオなのかもしれません。</p> <h3>エンディング・キーワード</h3> <ul class="keyword-list"> <li>今日の士郎</li> <li>五丁目ラジオ</li> <li>放課後の部室</li> <li>文化アーカイブ</li> <li>昭和50年代生まれ</li> <li>耳の信頼</li> <li>目利き</li> <li>関西で好評</li> <li>ZINE</li> <li>士郎の沼</li> <li>食と正義</li> <li>日本の感性</li> <li>サブカルと文化人類学</li> <li>終わらない放課後</li> <li>ごきげんよう</li> </ul>

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May 30, 2026

五丁目ラジオ2日曜サンデー「鯨とガンプラと150円の入浴料」

<p>年度末のざわざわした空気のなか、大阪・名古屋ツアー帰りの滞空時間を引きずったまま始まる第136回です。</p> <p>世の中は3月31日というだけで妙に帳尻を合わせたがるわけですが、こちらはまだライブの余韻と、メール返信の間合いと、栃木の静かな宿の記憶のなかを漂っています。</p> <p>大阪のフェス「六感音祭」では、トリプルファイヤー、踊ってばかりの国などが並ぶなか、トップバッターの銀シャリが漫才で会場をつかむという事件がありました。音楽フェスにおける漫才って、場違いなようでいて、むしろ場の空気を一番冷静に測っている感じがあるじゃないですか。そこで見えてくるのは、ライブの熱狂だけではなく、「人と人との反応の仕方」みたいな、案外やっかいな問題なんですよね。</p> <h2>オープニングの要旨</h2> <p>オープニングでは、年度末の落ち着かなさ、大阪・名古屋ツアーの余韻、大阪フェス「六感音祭」の話から、メール返信をめぐる感覚の違いへと話が広がっていきます。</p> <p>「問題なければ返さない」「ノーリプライならOK」という態度は、ただの無精なのか、それとも現代の即レス圧から自分の時間を守るための小さな技術なのか。</p> <p>さらに、栃木県塩谷町の自然休暇村にこもった話へ。1泊3,300円、入浴料150円。論文を読むための缶詰合宿のはずが、鞄にはリック・ドムのガンプラ。ネギ間とうどんを煮て、よくわからないWi-Fiのなかでモノアイを光らせる。</p> <p>知的生産と現実逃避は、本当に別物なのか。まあ、机に向かう人間の横には、たいてい別の欲望が座っていますよね。</p> <h3>オープニング・キーワード</h3> <ul class="keyword-list"> <li>年度末</li> <li>大阪・名古屋ツアー</li> <li>六感音祭</li> <li>銀シャリ</li> <li>トリプルファイヤー</li> <li>踊ってばかりの国</li> <li>メール返信</li> <li>ノーリプライならOK</li> <li>栃木県塩谷町</li> <li>自然休暇村</li> <li>入浴料150円</li> <li>リック・ドム</li> <li>ガンプラ</li> <li>缶詰合宿</li> <li>So What?</li> </ul> <h2>今日の士郎:『美味しんぼ』アニメ第27話「激闘鯨合戦(前編)」【上妻ターン】</h2> <p>今回取り上げるのは、『美味しんぼ』アニメ第27話「激闘鯨合戦(前編)」です。</p> <p>テーマは、鯨を食べる文化と、動物愛護の正義の衝突。昔の話のようでいて、今見るとかなり現在形の問題に見えてくる回です。</p> <p>外国人板前のジェフは、「知能の高い動物を食べるべきではない」という立場から、鯨食に反対します。そこで山岡士郎は、食文化の相対性を説きながらも、最終的にはジェフに鯨を食べさせ、「美味しい」と言わせてから正体を明かすという、なかなか危険な手を使います。</p> <p>正義と正義がぶつかる話に見えて、実際には「相手をどう説得するのか」「相手の信念を壊してよいのか」「文化を守る側は本当に穏健なのか」という、かなり嫌な問いが顕出。</p> <p>山岡は正しいことを言っているようで、やり方はだいぶひどい。けれど、そのひどさ込みで『美味しんぼ』を読んでしまう。ここがまた困るところです。 </p> <p>鯨料理をめぐる食文化論でありながら、気づけば、正義の押しつけ、文化相対主義、コンプライアンス以前の昭和的説得術まで見えてくる。</p> <p>「食べればわかる」という言葉の裏側に、けっこう暴力的なものが潜んでいる回です。</p> <h3>今日の士郎・キーワード</h3> <ul class="keyword-list"> <li>美味しんぼ</li> <li>第136回</li> <li>激闘鯨合戦・前編</li> <li>鯨料理</li> <li>食文化</li> <li>動物愛護</li> <li>文化相対主義</li> <li>外国人板前ジェフ</li> <li>山岡士郎</li> <li>栗田ゆう子</li> <li>知能の高い動物問題</li> <li>食べてから正体を明かす</li> <li>騙し打ちの説得術</li> <li>正義の衝突</li> <li>昭和的コンプライアンス</li> <li>嫌な気持ち</li> <li>鯨ベーコン</li> <li>食べればわかるの危うさ</li> <li>今日の士郎</li> <li>士郎の外堀埋め戦法</li> </ul> <h2>エンディング</h2> <p>エンディングでは、大阪のフェスで『今日の士郎』が完売した話から、関西圏における『美味しんぼ』需要の可能性へ。</p> <p>銀シャリの漫才で沸く大阪の地で、山岡士郎の偏屈な正義をめぐる冊子が売れていく。これはただの物販の成功というより、「食と正義と、ちょっと嫌な気持ち」への需要が、まだまだ地中に眠っているということなのかもしれません。</p> <p>そして最後は、なぜかコーラとゲップの話へ。</p> <p>正義を語り、文化を論じ、ガンプラを作り、鯨を食べる。けれど人間は、最後には炭酸で体が鳴る存在でもあるわけです。どれだけ立派な理屈を並べても、身体は「プスッ」と現実へ戻してくる。</p> <p>第136回は、年度末の疲れ、ツアーの余韻、返信しないメール、150円の風呂、リック・ドム、鯨合戦、そして宇宙的なゲップが、妙な角度で一本につながる回です。</p> <p>正義とは何か。休むとは何か。人はなぜ、論文を読むための宿にガンプラを持っていくのか。</p> <p>答えは出ませんが、聴くと少しだけ、自分の中の面倒くさい部分が肯定されるかもしれません。</p> <h3>エンディング・キーワード</h3> <ul class="keyword-list"> <li>今日の士郎</li> <li>ZINE完売</li> <li>関西の美味しんぼ需要</li> <li>食と正義</li> <li>鯨合戦</li> <li>山岡士郎</li> <li>コーラ</li> <li>ゲップ</li> <li>宇宙のささやき</li> <li>まあ、いいんですけど。</li> </ul> <p>というわけで……今回もお時間の許す限り、<strong>どうぞ最後までお付き合いください。</strong></p> <div class="link-bar"> <!-- 幅いっぱいの強調導線 --><br /> <a class="btn btn--solid btn--lg btn--block" href="https://gso.booth.pm">今日の士郎 美味しんぼ完全感想シリーズ<br /> <svg viewBox="0 0 24 24" aria-hidden="true"><path d="M13.5 5l6.5 7-6.5 7M3 12h17" fill="none" stroke="currentColor" stroke-width="2" stroke-linecap="round" stroke-linejoin="round"/></svg><br /> </a></p>

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May 2, 2026

五丁目ラジオ2 SUNDAY:「タイヤの夢、文楽の蝶、そして魂のギターへ」『今日の士郎3巻』リリースSP

<div class="m120-b"> <h2>オープニング</h2> <p>第135回の五丁目ラジオは、いきなり埼玉の車文化から始まります。</p> <p>シャコタン、ハの字のタイヤ、夏場に履き潰されるスタッドレス。そして、なぜか見る「タイヤがパンクする夢」。普通ならそこで「疲れてるんじゃない?」で終わる話なんですが、五丁目ラジオはそこからなぜか文楽へ行くんですよね。道路とタイヤの摩擦から、人形浄瑠璃の浮遊感へ。地面をこすっていた話が、急に舞台の上でふわっと浮く。変な道筋なんだけど、聞いていると妙に筋が通ってくるのが怖いところです。</p> <p>文楽の蝶が「バサバサ」と舞う。本能寺の変に不吉な気配を差し込む。人形なのに、むしろ人間より自由に動く。重力から解放された身体というか、足が地面に縛られていない感じがある。そこに伊藤せいこうさんの文楽案内の話も重なって、伝統芸能というより、かなり高度なフィクションの身体論みたいになっていきます。最新のガンダム作画と文楽が、同じ「浮遊感」の話として並ぶのも、この番組らしいところですね。</p> <h3>オープニング・キーワード</h3> <ul class="keyword-list"> <li>埼玉</li> <li>車文化</li> <li>深層心理</li> <li>夢占い</li> <li>タイヤパンク</li> <li>不安</li> <li>文楽</li> <li>初心者</li> <li>人形浄瑠璃</li> <li>魅力</li> <li>黒子</li> <li>役割</li> <li>いとうせいこう</li> <li>文楽</li> <li>伝統芸能</li> <li>鑑賞</li> <li>蝶</li> <li>予兆</li> <li>本能寺の変</li> <li>演出</li> </ul> <h2>あらいごうゼミ:ヘーゲルの『美学講義』第二章 音楽(三 音楽的な表現手段と内容との関係)【上妻ターン】</h2> <p>「あらいごうゼミ」では、ヘーゲルの『美学講義』を手がかりに、音楽とは何かを考えていきます。</p> <p>ただし、いきなり哲学書を開いて難しい顔をするわけではありません。落語の「八っつぁんとご隠居」みたいな掛け合いで、ギターの名人が職工だったからといって、自分も機織り機を持ち込めば音楽家になれるのか、という、かなりひどいようでいて案外本質を突いた話から始まります。道具を持てば芸術になるのか。楽器とはただの物なのか。それとも、そこに精神が入り込んだとき、初めて音楽の器官になるのか。</p> <p>ヘーゲル的に言えば、音楽は言葉の意味に従属するところから、音そのものが自由に動き出すところへ向かう。歌詞にくっついている音楽から、器楽のように、音だけで内面を動かす音楽へ。メロディとは、ただ気持ちを叫ぶことではなく、叫びが秩序を持ち、形を与えられたものなんだと思うんですね。魂の叫び、と言うと急にロック雑誌みたいになりますが、ヘーゲルを通すと、それがちゃんと芸術哲学の話になる。便利ですね、ヘーゲル。雑に使うと危ない薬味みたいなものですが。</p> <h3>あらいごうゼミ・キーワード</h3> <ul class="keyword-list"> <li>ヘーゲル</li> <li>美学講義</li> <li>音楽哲学</li> <li>付随音楽</li> <li>独立音楽</li> <li>メロディ</li> <li>精神</li> <li>楽曲構成</li> <li>理論</li> <li>魂の叫び</li> <li>表現</li> <li>音楽</li> <li>専門家</li> <li>素人楽器</li> <li>対話性</li> <li>作曲家</li> <li>自由</li> <li>主観性</li> <li>客観性</li> </ul> <h2>エンディング</h2> <p>終盤では、音楽を「完成した作品」としてではなく、「その場で立ち上がる出来事」として見ていきます。楽譜は設計図であって、まだ音楽そのものではない。演奏者がそれを鳴らした瞬間に、記号が時間の中で動き出す。だから音楽は、絵画や彫刻のようにそこに置いてあるものではなく、鳴ったそばから消えていく、一回きりの芸術なんですよね。</p> <p>ここで出てくるのが、イングヴェイ・マルムスティーンやヴァン・ヘイレンに象徴される名人芸の話です。速く弾けるから偉い、というだけではなく、楽器という物質を、演奏者の精神がどこまで貫けるか。安いギターであっても、弾く人の内面がそこに通ったとき、ただの道具が「魂の音」を出し始める。もちろん、これは少し大げさな言い方かもしれない。でもライブを見ていて、機材の値段では説明できない瞬間があるのも確かなんですよね。</p> <h3>エンディング・キーワード</h3> <ul class="keyword-list"> <li>ライブ</li> <li>現場性</li> <li>演奏家</li> <li>魂</li> <li>超絶技巧</li> <li>意味</li> <li>イングヴェイ・マルムスティーン</li> <li>楽器</li> <li>精神</li> <li>融合</li> <li>即興演奏</li> <li>魅力</li> <li>時間的芸術</li> <li>音楽</li> <li>ライブ感</li> <li>芸術的体験</li> <li>名人芸</li> <li>究極</li> </ul> <h4>告知など</h4> <p>最後に、告知です。日常のどうでもよさそうな話から、なぜか芸術や社会や『美味しんぼ』の深部へ潜っていく感じに心当たりのある方は、ぜひ文学フリマ東京42にもお越しください。</p> <p>2026年5月4日、東京ビッグサイト南1・2ホール、W-28「銀河美味しんぼ学会」にて、アニメ『美味しんぼ』を一話ずつ読み直す批評本『今日の士郎 美味しんぼ完全感想シリーズ』を頒布予定です。</p> <p>料理、職場、家族、昭和末期、そして山岡士郎という名の少し面倒な自由人。五丁目ラジオで話していることと、たぶん地続きです。</p> <p>つまり、タイヤの夢からヘーゲルへ行ける人なら、士郎から公共哲学へ行く道も、わりとすぐそこにあります。道は舗装されていませんが。</p> <p>というわけで……今回もお時間の許す限り、<strong>どうぞ最後までお付き合いください。</strong></p> <div class="link-bar"> <!-- 幅いっぱいの強調導線 --><br /> <a class="btn btn--solid btn--lg btn--block" href="https://gso.booth.pm">今日の士郎 美味しんぼ完全感想シリーズ<br /> <svg viewBox="0 0 24 24" aria-hidden="true"><path d="M13.5 5l6.5 7-6.5 7M3 12h17" fill="none" stroke="currentColor" stroke-width="2" stroke-linecap="round" stroke-linejoin="round"/></svg><br /> </a> </div> </div>

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