WebマーケティングやWeb活用で手が止まってしまったり、悩んでいる中小・小規模事業者の皆様へ、根本的なウェブに対する考え方・捉え方をお届け。

Webコンサルタント中山陽平の「中小企業を強くするウェブマーケティングラジオ」
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WebマーケティングやWeb活用で手が止まってしまったり、悩んでいる中小・小規模事業者の皆様へ、根本的なウェブに対する考え方・捉え方をお届け。
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March 18, 2026
第589回:Web活用・データ活用できない会社の原因を「個人のスキル不足」と決めつけることについて
<p><a href="https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/03/8aec473ae239adaa298358b34de24d1f.jpeg"><img fetchpriority="high" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-21427" src="https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/03/8aec473ae239adaa298358b34de24d1f-1200x669.jpeg" alt="第589回_なぜ新しいことに手をつけられないのか" width="1180" height="658" srcset="https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/03/8aec473ae239adaa298358b34de24d1f-1200x669.jpeg 1200w, https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/03/8aec473ae239adaa298358b34de24d1f-300x167.jpeg 300w, https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/03/8aec473ae239adaa298358b34de24d1f-768x428.jpeg 768w, https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/03/8aec473ae239adaa298358b34de24d1f-120x68.jpeg 120w, https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/03/8aec473ae239adaa298358b34de24d1f-160x90.jpeg 160w, https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/03/8aec473ae239adaa298358b34de24d1f-260x146.jpeg 260w, https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/03/8aec473ae239adaa298358b34de24d1f.jpeg 1280w" sizes="(max-width: 1180px) 100vw, 1180px" /></a></p> <h2>Podcastを今すぐここで聞く</h2> <h2>データ活用できない会社の本当の原因は「個人のスキル不足」ではない</h2> <p>AIや業務効率化、さまざまなシステム活用の話題が飛び交う昨今、それらをうまく取り入れている会社と、どうにも手が出せない会社がきれいに分かれてきている印象があります。</p> <p>成功事例として持ち上げられるように、スムーズに進んでいるところ、そこそこ実現できている実感があるところもある。</p> <p>一方で、現場としても経営層としても「どうも活用できない」と感じている会社さんも少なくない印象です。</p> <p>どちらの会社さんからもご相談をいただく中で、両者の違いや課題について考えることが増えました。そこで今回は「どうすればデータを元に動ける組織になれるのか」というテーマで、現場で感じていることをお伝えします。</p> <h3>「リテラシーが低い」「意識が足りない」で片付けてはいけない</h3> <p>データ活用というと、どうしても算数や数学的なイメージがつきまとい、うまくいかない原因を「リテラシー不足」「意識が低い」「主体性がない」といった個人の課題に集約しがちに感じます。</p> <p>しかし、現場に入ってみると、そういうところ以前の課題が横たわっていることが実に多いのです。</p> <p>ざっくり言えば、データをうまく使えない組織というのは、スキルがないから動けないのではなく、「データを元にして動くと損をする環境」に人々が置かれてきた結果、そうなっているケースがほとんどです。</p> <p>つまり、個人の能力ではなく環境が課題のケースが多い、少なくとも原因に占める割合としては大きい。</p> <p>もしこれがシンプルに個人の課題であれば、話は簡単です。</p> <p>「このデータはこういうふうに読むと、こういうことが分かるんですよ」と伝えるだけで、どんどん変わっていきます。</p> <p>組織として研修を行えば、翌日から少しずつデータを見てくれるようになったり、「勉強会をもう一回やりましょう」という声が自然と上がったりする。個人がボトルネックであれば、やり方をお伝えするだけでちゃんと前に進んでいく。</p> <p>しかし、課題が環境にある場合は違います。</p> <p>データが使えるということは分かっている。でも、それを活かせる「空気」がない。やりたいと思っていてもやれない。そういう状態が生まれているのです。</p> <h3>組織的な要因が疑われるサイン</h3> <p>では、環境に課題があるケースにはどんな特徴があるのか。</p> <p>私がよく目にするのは、次のようなもの</p> <ul> <li>課題提起した人が、そのまま実行責任を押し付けられる</li> <li>提案すると、なぜか厳しく詰められたり「言ったからには証明してくれよ」という空気になる</li> <li>一番頑張って提案してくれている人が、一番元気がない・疲れている</li> <li>会議では売上などの数字は話題に出るが、対策を練る段階になると急に「勢い」や定性的な話に流れる</li> <li>会議が終わって部屋を出た途端に、みんなが一斉に本音を話し始める</li> </ul> <p>こうした状態にある組織では、過去にデータを根拠に動こうとした人が、ポジティブなフィードバックではなく</p> <p>「そんなデータで何が分かるんだよ」「否定するなら説明責任を取れよ」と一方的に押し付けられてきた経験があることが多いのです。</p> <p>結果として、今のやり方とは異なる判断軸を持ち込んだときに、それを受け入れられない体質ができあがってしまいます。</p> <h3>個人個人のスキルを上げたところで解決しない</h3> <p>そういう状況なら、個人個人のスキルを上げたところで解決しません。</p> <p>むしろ、やる気やモチベーションのある人から先にやめていってしまうという深刻な事態を招きかねません。</p> <p>管理者としてこの状況を変えたいのであれば、まずは組織の空気そのものを変えることが出発点です。</p> <p>影響力のある立場の方ほど率先して行動し、たとえ失敗しても「うちは変わるんだ」という姿勢を見せることが重要です。</p> <h2>データ活用を阻む「4つの壁」</h2> <p>データ活用がうまくいかない原因は大きく4つに分類できると私は考えています。</p> <h3>壁1:能力・スキルの課題</h3> <p>1つ目は、シンプルに今までやってこなかったという経験値の課題です。</p> <p>データの見方が分からない、解釈の仕方が分からない、そこから何ができるのか行動に結びつかない。</p> <p>やったことがなければ最初うまくいかないのは当たり前のこと。実際、仕事というのは何でもやってみて覚えることの方が多いもの。</p> <p>このケースであれば、雑に言えば「教えればどうにでもなります」。</p> <p>むしろ現場の方々は、定性的・定量的な知識を豊富に持っています。私のような外部の人間がとやかく言うよりも、はるかに生々しく良いアウトプットを出してくれることも珍しくありません。</p> <h3>壁2:組織の構造と仕組みの課題</h3> <p>2つ目は、組織の構造に起因する課題です。</p> <p>「言い出した人がやる」という暗黙のルールが存在していたり、データに基づいて誰がどう動くのかという役割分担が曖昧だったりします。やろうと思っても権限がないというケースも少なくありません。</p> <p>ここでいう「権限がない」とは、会社の制度上の話だけではありません。むしろ多いのは「空気的な」権限の欠如です。</p> <p>提案したことに対して「いいね、やってみなよ」というポジティブな後押しがないのはつらいです。</p> <p>評価制度も、自分で発案して行動し、成果を出したことがきちんと認められる仕組みになっていない。動きたいのに、動ける心理状態に自然となれない構造が出来上がっているのです。</p> <h3>壁3:心理的な抵抗</h3> <p>3つ目は、個人の心理的な課題です。</p> <p>データを活用すると、これまで「こうすればいい」と信じてきたやり方が覆される場面がどうしても出てきます。</p> <p>そのとき、「否定されたくない」「今までの自分が失敗だったと思われたくない」という感情が湧き上がり、過去の判断と自分の存在価値を結びつけてしまうことがあります。</p> <p>これは性格や考え方の癖に根ざす部分が大きいため、一朝一夕には解決できません。</p> <p>構造の課題をきちんと整えた上で、実際に動いてもらい、それを認めるというステップを踏んでいく必要があります。</p> <p>大切なのは、「今までのものを否定するためにデータを使う」のではなく、「今までの土台があった上で、さらに良くするために使えるものなんだ」というメッセージをトップの人間がしっかり発信し続けることではないかな、と思うところです。</p> <h3>壁4:あらさがし文化</h3> <p>そして4つ目、これが最も根深い課題だと感じていますが、企業文化の壁です。</p> <p>とりわけ厄介なのが「あらさがし文化」です。前例絶対主義、提案が歓迎されない空気、新しいことに対してまず失敗の証拠を探そうとする姿勢。これは日本固有の課題ではなく、海外の方に話を聞いてもグローバルに見られる現象のようです。</p> <p>あらさがし文化の何が致命的かといえば、何か新しいものが見えたとき、最初に「悪い点を見つけよう」「誰が責任を取るんだ」という方向にエネルギーが向かってしまうことです。</p> <p>行動を起こすたびに逆方向への力が働く環境では、前に進むのは難しい。</p> <p>この文化が根づいた背景には、さまざまな事情があるでしょう。</p> <p>頑張ったけれど裏目に出た、うまく評価してもらえなかった、そうした経験の積み重ねが組織全体の行動様式を変えてしまったケースもあるはずです。</p> <h3>あらさがし文化のもとでは悪循環が</h3> <p>しかし結果として、あらさがし文化のもとでは以下のような悪循環が生まれます。</p> <ul> <li>現場が本当の数字を出さなくなる(どうせあらさがしに使われるなら、良いデータだけ報告しておこうという心理が働く)</li> <li>課題を発見しても報告したくなくなる(言わないで済むならそのほうが安全)</li> <li>報告が無難な内容に終始する</li> <li>失敗が「今後の糧」ではなく「減点材料」にしかならない</li> </ul> <p>こうなると、データの精度という一番大事な土台が崩れ、良いことも悪いことも何も起きない「現状維持」だけが組織の行動原理になってしまいます。今あるやり方をキープしながら、ちょこちょこと微調整して何とか生き延びる。それがあらさがし文化の行き着く先です。</p> <p>このような要因を見極めて対処して行くと、良い結果が出てくると思います。</p> <h2>補足:成功事例の「行間」を読めていますか</h2> <p>ここで、成功事例の読み方についても触れておきたいと思います。</p> <p>最近、特に製造業の方のデータ活用事例が多く目に入ってくるのですが、表面的に読んでしまうと大事なことを見落とします。</p> <p>たとえば、ある岐阜の金属加工メーカーの事例をこの間聞きました。</p> <p>製造現場の生の声からデータ活用を進めた結果、不具合が3年間で約40%減少したという話。</p> <p>具体的には、現場の困りごとを収集してIT活用を設計し、ダッシュボードを開発。装置稼働データや保守履歴をクラウドで集約・可視化し、熟練技能をAIやeラーニングで伝承する仕組みまで自社開発したとのことでした。</p> <p>さらっと読むと「なるほど、うちでもできそうだ」と思えるかもしれません。</p> <p>しかし、行間を読んでいくと、この事例が成立するための前提条件が浮かび上がってきます。</p> <ul> <li>「製造現場の生の声からデータ活用を進めた」→ 現場の声が意思決定に使われる文化がある</li> <li>「データ活用を進めた結果」→ データ活用に対してポジティブな風土がある</li> <li>「現場の困りごとからIT活用を設計」→ 困りごとが正直に、正確に上がってくる仕組みがある</li> <li>「IT活用を設計」→ 根性論ではなくテクノロジーで解決しようという発想がある</li> <li>「ダッシュボードを小さく開発」→ データを見て行動しようという行動様式がある</li> </ul> <p>つまり、技術的にどうやったかという表層の情報よりも、「それを実行できる組織の風土があったからこそ成功した」という点のほうがはるかに重要なのです。</p> <p>事例というものは全体の情報量の10%程度しか表に出ません。</p> <p>残りの90%が、実際には成功と失敗を分けています。</p> <h2>変化はトップダウンから始めるしかない</h2> <p>AIやデータを活用して、一人ひとりがより気持ちよく働ける状況を作ることは、十分に実現可能です。</p> <p>WebやシステムやAIは、そのための強力な道具になります。しかし、その道具が機能するには、「新しいことに取り組める土壌」が不可欠です。</p> <p>もし今、データ活用やAI導入がうまくいかないと悩んでいるなら、研修や自己学習、資格取得といった個人の能力向上だけでは解決しないケースが多いことを知っておいてください。</p> <p>それよりも、それを取り巻く環境のほうがはるかに重要です。まず上の立場の方から変わっていくこと。客観的な視点を持った外部のパートナーや専門家と一緒に、組織の文化そのものを見直すこと。そこからがスタートです。</p> <p>社内に波風を立てづらいのであれば、外部の人間に「悪役」を担ってもらう方法もあります。外で働いている人間は、そういう役回りには慣れていますから、遠慮なく使っていただければと思います。</p> <p>文化が変われば、研修も生きてくる。考え方のシフトを伝えるだけでも効果が出る。道具を揃えるだけでも動き出す。すべては、土壌づくりから始まります。</p> <p><script type="application/ld+json"> { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [ { "@type": "Question", "name": "Webマーケティング、データ活用が進まないとき、最初に疑うべきなのは何ですか。", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "まずは個人の能力不足ではなく、データをもとに発言したり行動したりすると損をしやすい空気がないかを見ることです。そこが変わらないままでは、研修やツールだけでは動きにくいままです。" } }, { "@type": "Question", "name": "Webマーケティング研修をしても現場が変わらないのはなぜですか。", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "見方や使い方を学ぶだけでは、構造や文化の壁は越えられないからです。動いても評価されない、発言すると疲弊するという状態が残っていると、知識があっても行動にはつながりません。" } }, { "@type": "Question", "name": "Webマーケティングにおいて、現場の声を生かしたいときに必要なのは何ですか。", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "困りごとが正しく上がってくる仕組みと、それを受け止める文化です。声を上げた人が損をしないと分かっていないと、本当に大事な情報は出てきにくくなります。" } }, { "@type": "Question", "name": "Webマーケティングにおいて、成功事例を見るときに注意したいことは何ですか。", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "表に出ている成果だけで判断しないことです。その事例を支えている文化、仕組み、意思決定の流れまで見ないと、自社にそのまま当てはめてしまいやすくなります。" } }, { "@type": "Question", "name": "Webマーケティングにおいて、現場を<span data-mce-type="bookmark" style="display: inline-block; width: 0px; overflow: hidden; line-height: 0;" class="mce_SELRES_start"></span>変えるなら誰から動くべきですか。", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "影響力のある立場の人から動くのが効果的です。上の立場の方が率先して試し、失敗も学びとして扱う姿勢を見せることで、組織全体の空気は変わりやすくなります。" } } ] } </script></p> <h2 class="p1">配信スタンド</h2> <ul> <li class="p1">Apple iTunes 公式ストア Podcast(おすすめ) <a rel="noopener external" target="_blank" href="https://itunes.apple.com/jp/podcast/zhong-shan-yang-pingno-non/id750899892">https://itunes.apple.com/jp/podcast/zhong-shan-yang-pingno-non/id750899892</a></li> <li class="p1">YoutubePodcast(旧:GooglePodcast) <a rel="noopener external" target="_blank" href="https://www.youtube.com/user/WebMarketingJAPAN">https://www.youtube.com/user/WebMarketingJAPAN</a></li> <li class="p1">Spotify <a rel="noopener external" target="_blank" href="https://open.spotify.com/show/0K4rlDgsDCWM6lV2CJj4Mj">https://open.spotify.com/show/0K4rlDgsDCWM6lV2CJj4Mj</a></li> <li class="p1">Amazon Music <a rel="noopener external" target="_blank" href="https://music.amazon.co.jp/podcasts/d4be5053-4577-4aa4-81c1-d6ba6ad958f3/web%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%88%E4%B8%AD%E5%B1%B1%E9%99%BD%E5%B9%B3%E3%81%AE%E3%80%8C%E4%B8%AD%E5%B0%8F%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%82%92%E5%BC%B7%E3%81%8F%E3%81%99%E3%82%8Bweb%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%80%8D">Amazon Podcasts</a></li> </ul> <h2 class="p1">■Podcast /Webinar への質問は</h2> <p class="p1">こちらのフォームへどうぞ。 <a rel="noopener external" target="_blank" href="https://forms.gle/Lvy4nVauyJ2SRhJM7">https://forms.gle/Lvy4nVauyJ2SRhJM7</a></p> <h2 class="p1">運営・進行</h2> <p class="p1">株式会社ラウンドナップ(ラウンドナップWebコンサルティング)</p> <p class="p1">代表取締役・コンサルタント 中山陽平</p> <p class="p1">Web<span class="s1">サイト:</span>https://roundup-inc.co.jp/</p> <p>投稿 <a rel="nofollow" href="https://roundup-inc.co.jp/podcasts/podcasts-21424/">第589回:Web活用・データ活用できない会社の原因を「個人のスキル不足」と決めつけることについて</a> は <a rel="nofollow" href="https://roundup-inc.co.jp">中小企業専門WEBマーケティング支援会社・ラウンドナップWebコンサルティング(Roundup Inc.)</a> に最初に表示されました。</p>

March 6, 2026
第588回:その勝手ランキング・比較・○○選記事、大丈夫ですか?|Google評価とAI時代の新リスク
<h2>Podcastを今すぐここで聞く</h2> <p>ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。今回は、勝手ランキングや比較記事、○○選記事のようなセルフプロモート型のページが、なぜ今あらためて見直しの対象になっているのかを、現場で見えてきた変化とあわせてお伝えします。</p> <p><a href="https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/03/4dcdcbe700e6176e8bb1bd969ca55fa7.jpg"><img fetchpriority="high" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-20953" src="https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/03/4dcdcbe700e6176e8bb1bd969ca55fa7-1200x670.jpg" alt="podcasts" width="1180" height="659" srcset="https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/03/4dcdcbe700e6176e8bb1bd969ca55fa7-1200x670.jpg 1200w, https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/03/4dcdcbe700e6176e8bb1bd969ca55fa7-300x168.jpg 300w, https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/03/4dcdcbe700e6176e8bb1bd969ca55fa7-768x429.jpg 768w, https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/03/4dcdcbe700e6176e8bb1bd969ca55fa7-1536x858.jpg 1536w, https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/03/4dcdcbe700e6176e8bb1bd969ca55fa7-120x68.jpg 120w, https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/03/4dcdcbe700e6176e8bb1bd969ca55fa7-160x90.jpg 160w, https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/03/4dcdcbe700e6176e8bb1bd969ca55fa7-320x180.jpg 320w, https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/03/4dcdcbe700e6176e8bb1bd969ca55fa7.jpg 1920w" sizes="(max-width: 1180px) 100vw, 1180px" /></a></p> <h2>このPodcast/書き起こしで得られること(要点)</h2> <p>勝手ランキングや比較記事、○○選記事がすべて悪いわけではありません。避けたいのは、自社をよく見せる前提で作られたセルフプロモート型の記事です。いまは検索だけでなく、生成AIでの再参照、法的な見られ方、そして読者の信頼まで含めて、短期的な露出より長く残る傷の方が大きくなりやすくなっています。</p> <ul> <li>ランキング形式そのものが問題なのではなく、独自性や一次情報のないセルフプロモート型の作り方が危うくなっています。</li> <li>一時的に見つかりやすくなったとしても、見抜かれた瞬間に信頼を失いやすく、その印象は後から消しにくいです。</li> <li>これからは、どこかに載ることよりも、第三者に正当に選ばれる状態をつくることの方が、はるかに企業の資産になります。</li> </ul> <h2>いま増えている「勝手ランキング」の正体</h2> <p>もともと比較記事やランキング記事には、読者に選択肢を渡す役割がありました。それ自体は悪いことではありません。実際、丁寧に比較し、評価軸を明示し、経験をもとに書かれた記事は、読み手にとってとても役に立つものです。</p> <p>ところが最近は、最初から自社を押し上げるために作られたページが増えています。おすすめ、比較、○○選といった形を取りながら、実際には読者の判断を助けるより、自社への導線づくりが主目的になっているものです。見た目は情報提供でも、中身は広告の延長になっている。そういうページが、ここしばらく目立つようになってきました。</p> <h3>営業提案として広がっている</h3> <p>現場で見ていても、この手の提案は増えています。特に、特定の地域や業種について「おすすめを教えて」と生成AIに聞かれたとき、先に一覧ページを作っておけば引用されやすい、という営業文句が目立つようになりました。自社を1位に入れる、自社を10選の中に入れる、掲載されていること自体を実績のように見せる。そうした見せ方を成果として売っている提案です。</p> <p>ただ、そこで立ち止まって考えたいのは、そのページが本当に読者のために作られているのかという点です。読み手の判断材料を増やしているのではなく、最初から誘導先が決まっているなら、それは比較記事の形を借りた販促に近くなります。その違和感は、いままで以上に見抜かれやすくなっています。</p> <h2>検索での評価が変わり始めている</h2> <p>その前提で見ておきたいのが、2025年12月のコアアップデート以降の変化です。Googleの公式記録でも、2025年12月11日から29日までコアアップデートが行われたことが確認できます。<a rel="noopener external" target="_blank" href="https://status.search.google.com/incidents/DsirqJ1gpPRgVQeccPRv">Google Search Status Dashboard</a></p> <p>その後、2026年2月4日に公開された <a rel="noopener external" target="_blank" href="https://searchengineland.com/google-cracking-down-self-promotional-best-of-listicles-468227">Google may be cracking down on self-promotional ‘best of’ listicles</a> では、自社を上位に置くベスト記事を多く抱えたサイトで、可視性が大きく下がった事例が紹介されていました。もちろん、これだけで世の中のすべてを断定はできません。ただ、少なくとも「こうした作り方は今後も安全資産になる」とは言いにくくなっています。</p> <h3>ランキング形式そのものが悪いわけではない</h3> <p>ここで誤解してほしくないのは、Googleが比較記事やランキング記事そのものを否定しているわけではない、ということです。Googleの <a rel="noopener external" target="_blank" href="https://developers.google.com/search/docs/appearance/reviews-system">Google Search’s reviews system</a> でも、比較やランキング形式のレビュー自体は対象に含まれています。問題になるのは、実際に見たり使ったりした経験、独自の調査、一次情報、明確な評価軸がないまま、自社を持ち上げるために作られた薄いページです。</p> <p>Googleは <a rel="noopener external" target="_blank" href="https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/creating-helpful-content">Creating Helpful, Reliable, People-First Content</a> でも、検索順位を動かすためではなく、人の役に立つ内容を重視する姿勢を明確にしています。ですから、守るべきなのは「ランキングという形式」ではなく、「そのページが何のために作られているか」です。そこがぶれると、長く残るページにはなりません。</p> <h2>見抜かれた瞬間に信頼を失う</h2> <p>いちばん大きいのは、順位の変化よりも先に、読者の信頼を失うことです。</p> <p>以前、WordPressテーマを探していて、なるほど1位はこれなのかと思って見ていたら、そのテーマを販売している会社のページだった、ということがありました。自分で自分を1位にしているのか、と気づいた瞬間、そのページだけでなく、その会社に対する見方まで変わってしまいます。</p> <p>商売をしていると、法に触れないなら試してみてもよいのでは、と考えたくなる場面はあります。</p> <p>ですが、今の環境では、見抜かれたときの印象の悪さが大きすぎます。自社サイトの中でやる場合も、別ドメインのメディア風サイトを使う場合も同じです。読者は思っている以上に、そこにある不自然さを見ています。</p> <p>そして、その印象はその場限りで終わりません。選ばれない理由が積み重なれば、営業にも採用にも、紹介にも静かに響いていきます。派手ではなくても、こういう傷は後からじわじわ効いてくるものです。</p> <h2>AI時代は、過去の見せ方まで残りやすい</h2> <p>もう一つ重いのは、公開した情報が後からまとめて参照されやすくなったことです。</p> <p>以前よりも、過去のページ、掲載先、評判、炎上の文脈がつながって見られやすくなっています。その場しのぎの見せ方だと思って出したものが、後になって会社の姿勢そのものとして読まれてしまうことがあります。</p> <p>掲載先のメディアや運営会社が問題を起こしたときも同じです。そこに載っていた企業名の一覧は、すぐに掘り返されます。依頼した側にまで「そういう見せ方を選んだ会社なのか」という印象が返ってくるので、後からきれいに切り離せるとは考えない方がよいです。</p> <p>生成AIについても、Googleではだめでも他では出るから構わない、と単純には考えにくくなっています。</p> <p>Googleの <a rel="noopener external" target="_blank" href="https://developers.google.com/search/docs/appearance/ai-features">AI Features and Your Website</a> でも、AI Overviews や AI Mode のために特別な最適化が必要なわけではなく、基本のSEOと、人の役に立つ内容が前提だと案内されています。近道に見えるやり方ほど、土台が弱いまま残りやすいのです。</p> <h2>法律面も軽く見ない方がいい</h2> <p>法律面も外せません。比較広告そのものは禁止されていませんが、消費者庁の <a rel="noopener external" target="_blank" href="https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/representation_regulation/comparative_advertising/">比較広告</a> では、主張する内容が客観的に実証されていること、数値や事実を正確かつ適正に引用すること、比較の方法が公正であることが必要だと示されています。比較すること自体より、どう比較するかが問われるということです。</p> <p>また、消費者庁の <a rel="noopener external" target="_blank" href="https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/survey/assets/representation_cms216_240926_03.pdf">No.1表示に関する実態調査報告書(概要)</a> では、自社商品を選択肢の最上位に固定して誘導する例や、合理的な根拠に基づかない表示が問題になるとされています。ランキング記事は表現が違っても、見せ方を誤ればかなり近い構図になりやすいです。だからこそ、「みんなやっているから大丈夫」とは考えない方が安全です。</p> <h2>これから舵を切る方向</h2> <p>では何をするのか。遠回りに見えても、やることははっきりしています。第三者に正当に選ばれる状態をつくることです。</p> <ol> <li><strong>商品やサービスそのものを強くすること。</strong> まず見直すべきなのは見せ方ではなく、中身です。紹介される理由を外側でつくるのではなく、選ばれる理由を中に積み上げていくことが土台になります。</li> <li><strong>正当な形でレビューを集めること。</strong> 自作自演の評価ではなく、実際のお客さまからの声を集める。その声が偏らず、無理のない形で蓄積されていく状態をつくることが大切です。</li> <li><strong>その声を改善の循環につなげること。</strong> 集めたレビューを飾りとして使うのではなく、サービス改善の材料にする。そこで中身が良くなれば、また良い評価が返ってくる。この流れこそが、長く効いてくる企業の資産です。</li> </ol> <p>どこかに載ることを目標にすると、見せ方が先に立ちます。選ばれるに足るものになることを目標にすると、結果として検索にもAIにも耐える土台が残ります。是非実践して頂ければと思います。</p> <h2>関連リンク</h2> <ul> <li><a rel="noopener external" target="_blank" href="https://status.search.google.com/incidents/DsirqJ1gpPRgVQeccPRv">December 2025 core update | Google Search Status Dashboard</a></li> <li><a rel="noopener external" target="_blank" href="https://developers.google.com/search/docs/appearance/reviews-system">Google Search’s reviews system | Google Search Central</a></li> <li><a rel="noopener external" target="_blank" href="https://developers.google.com/search/docs/appearance/ai-features">AI Features and Your Website | Google Search Central</a></li> <li><a rel="noopener external" target="_blank" href="https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/survey/assets/representation_cms216_240926_03.pdf">No.1表示に関する実態調査報告書(概要) | 消費者庁</a></li> <li><a rel="noopener external" target="_blank" href="https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/representation_regulation/comparative_advertising/">比較広告 | 消費者庁</a></li> </ul> <h2>よくある疑問</h2> <dl> <dt>比較記事やランキング記事は、すべてやめるべきですか?</dt> <dd>いいえ。独自の調査や実体験、明確な評価基準がある比較記事まで否定しているわけではありません。避けたいのは、自社を上位に置く前提で作られたセルフプロモート型のページです。</dd> <dt>自社を1位にする記事は、なぜそんなに危ないのですか?</dt> <dd>見た瞬間に「自分で自分を持ち上げている」と分かると、読者の信頼を一気に失いやすいからです。順位の問題よりも、その会社の姿勢そのものが疑われることの方が重くなります。</dd> <dt>AIに引用されやすいなら、試す価値はあるのではないですか?</dt> <dd>そうした営業文句は増えていますが、長く続く施策とは考えにくいです。Googleでも人の役に立つ内容が前提とされており、近道に見えるやり方ほど後から見直しを迫られやすくなります。</dd> <dt>法律面では、どこを見ておけばよいですか?</dt> <dd>比較の根拠が客観的に実証されているか、引用が正確か、比較方法が公正か、この3点は必ず意識したいところです。No.1表示と同じように、根拠が曖昧なまま優位に見せるやり方は避けた方が安全です。</dd> <dt>では、これから何に力を入れるべきですか?</dt> <dd>商品やサービスそのものを強くし、正当なレビューを集め、その声を改善につなげることです。どこかに載ることより、第三者にきちんと選ばれる状態をつくることが、これからの土台になります。</dd> </dl> <p><script type="application/ld+json"> { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [ { "@type": "Question", "name": "比較記事やランキング記事は、すべてやめるべきですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "いいえ。独自の調査や実体験、明確な評価基準がある比較記事まで否定しているわけではありません。避けたいのは、自社を上位に置く前提で作られたセルフプロモート型のページです。" } }, { "@type": "Question", "name": "自社を1位にする記事は、なぜそんなに危ないのですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "見た瞬間に『自分で自分を持ち上げている』と分かると、読者の信頼を一気に失いやすいからです。順位の問題よりも、その会社の姿勢そのものが疑われることの方が重くなります。" } }, { "@type": "Question", "name": "AIに引用されやすいなら、試す価値はあるのではないですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "そうした営業文句は増えていますが、長く続く施策とは考えにくいです。Googleでも人の役に立つ内容が前提とされており、近道に見えるやり方ほど後から見直しを迫られやすくなります。" } }, { "@type": "Question", "name": "法律面では、どこを見ておけばよいですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "比較の根拠が客観的に実証されているか、引用が正確か、比較方法が公正か、この3点は必ず意識したいところです。No.1表示と同じように、根拠が曖昧なまま優位に見せるやり方は避けた方が安全です。" } }, { "@type": "Question", "name": "では、これから何に力を入れるべきですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "商品やサービスそのものを強くし、正当なレビューを集め、その声を改善につなげることです。どこかに載ることより、第三者にきちんと選ばれる状態をつくることが、これからの土台になります。" } } ] } </script></p> <h2 class="p1">配信スタンド</h2> <ul> <li class="p1">Apple iTunes 公式ストア Podcast(おすすめ) <a rel="noopener external" target="_blank" href="https://itunes.apple.com/jp/podcast/zhong-shan-yang-pingno-non/id750899892">https://itunes.apple.com/jp/podcast/zhong-shan-yang-pingno-non/id750899892</a></li> <li class="p1">YoutubePodcast(旧:GooglePodcast) <a rel="noopener external" target="_blank" href="https://www.youtube.com/user/WebMarketingJAPAN">https://www.youtube.com/user/WebMarketingJAPAN</a></li> <li class="p1">Spotify <a rel="noopener external" target="_blank" href="https://open.spotify.com/show/0K4rlDgsDCWM6lV2CJj4Mj">https://open.spotify.com/show/0K4rlDgsDCWM6lV2CJj4Mj</a></li> <li class="p1">Amazon Music <a rel="noopener external" target="_blank" href="https://music.amazon.co.jp/podcasts/d4be5053-4577-4aa4-81c1-d6ba6ad958f3/web%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%88%E4%B8%AD%E5%B1%B1%E9%99%BD%E5%B9%B3%E3%81%AE%E3%80%8C%E4%B8%AD%E5%B0%8F%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%82%92%E5%BC%B7%E3%81%8F%E3%81%99%E3%82%8Bweb%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%80%8D">Amazon Podcasts</a></li> </ul> <h2 class="p1">■Podcast /Webinar への質問は</h2> <p class="p1">こちらのフォームへどうぞ。 <a rel="noopener external" target="_blank" href="https://forms.gle/Lvy4nVauyJ2SRhJM7">https://forms.gle/Lvy4nVauyJ2SRhJM7</a></p> <h2 class="p1">運営・進行</h2> <p class="p1">株式会社ラウンドナップ(ラウンドナップWebコンサルティング)</p> <p class="p1">代表取締役・コンサルタント 中山陽平</p> <p class="p1">Web<span class="s1">サイト:</span>https://roundup-inc.co.jp/</p> <p>投稿 <a rel="nofollow" href="https://roundup-inc.co.jp/podcasts/podcasts-20952/">第588回:その勝手ランキング・比較・○○選記事、大丈夫ですか?|Google評価とAI時代の新リスク</a> は <a rel="nofollow" href="https://roundup-inc.co.jp">中小企業専門WEBマーケティング支援会社・ラウンドナップWebコンサルティング(Roundup Inc.)</a> に最初に表示されました。</p>

February 26, 2026
第587回:AI時代のスキルアップに必須な“生の経験の蓄積”を急いで行おう
<h2>Podcastを今すぐここで聞く</h2> <p>ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。</p> <h2>AI時代に伸ばすべきは、知識よりも「生の経験」</h2> <p><a href="https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/02/351508a8f24b940adb5fab147c068a1c.jpeg"><img fetchpriority="high" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-20923" src="https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/02/351508a8f24b940adb5fab147c068a1c.jpeg" alt="第578回:AI時代のスキルアップは、 「新しい知識」よりも 「生の経験の蓄積」が効いてくる(大)" width="1280" height="714" srcset="https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/02/351508a8f24b940adb5fab147c068a1c.jpeg 1280w, https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/02/351508a8f24b940adb5fab147c068a1c-300x167.jpeg 300w, https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/02/351508a8f24b940adb5fab147c068a1c-1200x669.jpeg 1200w, https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/02/351508a8f24b940adb5fab147c068a1c-768x428.jpeg 768w, https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/02/351508a8f24b940adb5fab147c068a1c-120x68.jpeg 120w, https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/02/351508a8f24b940adb5fab147c068a1c-160x90.jpeg 160w, https://roundup-inc.co.jp/wp-content/uploads/2026/02/351508a8f24b940adb5fab147c068a1c-320x180.jpeg 320w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></a></p> <p>AIが社会を大きく変えていく今、「自分はどんな能力やスキルを伸ばしていけばいいのか…?」</p> <p>と迷う場面がでてきたという声を聞きます。</p> <p>コミュニケーション、ファシリテーション、プログラミングなど候補はいくつも挙がりますが、何を選ぶかの前に、私が現場でAI活用の差を見てきた結論は「生の経験を積み重ねておくこと」です。</p> <p>私自身AIを日常的に使っていますし、もっと使いこなしている方も、まだ距離がある方も、仕事の現場で数多く見てきました。そこで一貫して感じるのは、<strong>AIを使って成果を出せる人ほど、もともと自分の中に「やってきた量」があるということ</strong>です。</p> <p>営業でも制作でも開発でも、実際に泥臭く手を動かした経験がある人は、発想の幅が広がりますし、AIへの頼み方そのものが変わってきます。</p> <h2>AIの返答の室を決める重要な要素「考えるフレーム」</h2> <p>AIを使っていて「うーん、そうじゃないんだよな」と感じるときがないでしょうか…?</p> <p>あの違和感の正体は、「どこからどこまでを考えるべきか」という線引きが、こちらの期待とズレているケースが多いです。</p> <p>これは、AI分野で「<a rel="noopener external" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A0%E5%95%8F%E9%A1%8C">フレーム問題</a>」と呼ばれる概念に近い話。</p> <p>それは、ざっくりとは「AIは考えようと思えばいくらでも範囲を広げられてしまうため、こちらが求める枠に収めるには、指示する側が境界線を引いてあげる必要がある」ということ、</p> <p>つまり、<strong>AIに「どこまで考えてほしいか」を渡せるかどうかが、成果の分かれ目になる</strong>わけです。</p> <h2>実践経験があると、AIに渡す条件が具体的になる</h2> <p>実際に経験がある人は、AIに対して「これも考えて」「そこは今は要らない」という判断ができます。そして、返ってきた案を見て、「何が満たされていないか」を言葉にして修正できます。</p> <p>逆に、ふわっと「調べておいて」と頼むだけでは、返ってくるものもそれなりにしかなりません(ありますよね…)</p> <p>AIを使いこなしている人ほど、最初に条件を丁寧に置いてから対話を進めています。例えば、代表的な物としては、次の3つの軸で整理していることが多いと思います。</p> <ul> <li>「前提条件」――今何が分かっていて、何が分かっていないのか</li> <li>「制約条件」――やってはいけないこと、触れなくてよいこと、優先順位</li> <li>「期待するゴール」――何を決めたいのか、どの粒度のアウトプットがほしいのか</li> </ul> <p>この条件出しは、頭の中だけで組み立てようとしても限界があります。</p> <p>でも、自分で手を動かしたことがある領域であれば「ここが落とし穴」「ここは余計」という勘所が育つので、AIの出力を実務に乗せやすくなりますよね。</p> <h2>「将来AIがやるから、今はやらなくていい」は危ない考え方</h2> <p>AIやロボティクスの発展を見ていると、肉体労働も含めて代替される領域は広がっていくでしょう。</p> <p>だからこそ<strong>「どうせその仕事はなくなる」と考えて、経験を積むことを避けてしまう人が出てきます</strong>。しかし、私の実感としては「仕事が消える」というよりも、「仕事の形が変わる」という表現のほうが正確です。</p> <p>スピードが上がったり作業が軽くなったりしても、改善の余地は残りますし、安全性やコストの見直しなど手を入れる場所は次々に生まれます。<strong>そのときに効いてくるのが、実際にやってきた経験</strong>です。形が変わった仕事の中で、何をどう改善すべきかを見極められるかどうかは、過去の経験量に大きく左右されます。</p> <h2>経験は、どんどん積みにくくなる</h2> <p>便利さが増すほど、AIが当たり前になるほど「体験する機会」そのものが減っていきます。</p> <p>たとえば移動ひとつ取っても、今は当たり前のように速く移動できますが、かつてのように「移動そのものが日常の経験になる」という状況は生まれにくくなっています。AIの進化も同じ構造で、効率化が進むほど、人が直接手を動かす場面は確実に減っていきます。</p> <p>だからこそ、<strong>気軽に経験できるうちに体感する・手を動かしておくこと</strong>が大切です。現場の温度感や細部の感覚は、画面越しに眺めるだけでは手に入りません。あとから取り戻そうとしても、そう簡単にはいかないものです。</p> <h2>体験を増やすために、今すぐできること</h2> <p>「経験を積め」と言うと大げさに聞こえるかもしれません。大切なのは、学びとして終わらせず、現場で人や業務と接しながら積み重ねることです。</p> <ul> <li>副業として小さく受けてみる――範囲を決めて、責任を持ってやり切る</li> <li>誰かの仕事を手伝わせてもらう――近くで見て、同じ手順を自分でもやってみる</li> <li>ボランティアでもいいので実務に触れる――「役割がある場」に入り、期待に応える</li> </ul> <p>こうして<strong>体験を積んでおく</strong>と、AIを使う場面でも「何を任せて、どこを自分で見るか」の判断がしやすくなります。AIは便利な道具ですが、道具を価値に変えるには、使う側の解像度がものを言います。</p> <h2>余談:法人の生き残りはまた別問題…</h2> <p>個人のスキルの話から少し視野を広げると、法人側の世界も大きく揺れています。ChatGPTが新機能を出すたびに、産業全体がざわついてますよね。</p> <p><strong>例えばメディアの世界は、収益モデルの面でも専門性の面でも、相当厳しい局面</strong>に入っていくと感じています。</p> <p>Google Discoverのように検索しなくても情報が届く仕組みがある上に、対話型AIも「おすすめ枠」のような形で情報を届ける方向へ進んでいます。さらにMCP(外部ツールと対話型AIをつなぐ仕組み)のような流れが重なると、情報の流通経路そのものが根本から変わっていきます。</p> <h2>現場でのAI活用は、これから一気に広がる</h2> <p>私の支援先でもAIツールを使う方は増えてきました。ただ、体感としてはまだ「当たり前」と言い切れるほどではなく、あるタイミングで一気に広がるのだろうと見ています。キャズム(普及の谷)を越える瞬間は、いつも急にやってくるものです。</p> <p>また、無料版と有料版の性能差を実感する場面も増えています。有料版一択です。</p> <p>企業の場合は扱う情報の性質もあり、設定を含めて慎重に運用する必要がありますが、道具としてのポテンシャルの差が大きいのは間違いありません。</p> <p>さておき、AIがさらに普及する前の今だからこそ、実際に触れて経験を積んでおくことが、これからの大きなアドバンテージになるはずです。再度強調しておきます。<strong>実践かけるAIのかけ算です</strong>。</p> <p> </p> <h2>関連リンク</h2> <ul> <li><a href="https://roundup-inc.co.jp/" target="_blank">ラウンドナップ・Webコンサルティング(公式サイト)</a></li> <li><a rel="noopener external" target="_blank" href="https://www.jdla.org/certificate/general/">G検定とは(一般社団法人日本ディープラーニング協会)</a></li> <li><a rel="noopener external" target="_blank" href="https://modelcontextprotocol.io/docs/getting-started/intro">What is the Model Context Protocol (MCP)?(Model Context Protocol)</a></li> <li><a rel="noopener external" target="_blank" href="https://openai.com/ja-JP/consumer-privacy/">OpenAI、ChatGPT、Sora のプライバシー設定(OpenAI)</a></li> <li><a rel="noopener external" target="_blank" href="https://developers.google.com/search/docs/appearance/google-discover?hl=ja">Google Discover の概要、掲載、表示方法(Google 検索セントラル)</a></li> </ul> <h2>よくある質問</h2> <dl> <dt>AI時代に、まず伸ばすべきスキルは何ですか?</dt> <dd>私の答えは「生の経験」です。経験が増えるほど、AIに任せる範囲を決められますし、返ってきた案の良し悪しも判断しやすくなります。</dd> <dt>知識を増やすより、経験を優先したほうがいい理由は何ですか?</dt> <dd>知識はあとからでも取りに行けますが、現場の肌感覚は体験しないと身につきません。AIに指示を出すときも、経験がある人ほど前提や制約を具体的に置けます。</dd> <dt>AIの返答がいまひとつなとき、どこを見直せばいいですか?</dt> <dd>「どこまで考えてほしいか」という線引きを見直すのが近道です。前提条件、制約条件、ゴールを言葉にして渡すと、返答の質が変わります。</dd> <dt>将来AIがやりそうな仕事は、今から経験しないほうがいいですか?</dt> <dd>私は逆だと思っています。仕事が消えるというより形が変わるので、残る業務の改善や判断に経験が生きますし、今のうちに触れておくほど差がつきます。</dd> <dt>経験を増やしたいのですが、現実的にはどう動けばいいですか?</dt> <dd>副業で小さく受ける、誰かの仕事を手伝う、ボランティアで実務に触れるなど、方法はいくつもあります。ポイントは、学びで終わらせず、役割を持って現場に入ることです。</dd> </dl> <p><script type="application/ld+json"> { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [ { "@type": "Question", "name": "AI時代に、まず伸ばすべきスキルは何ですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "私の答えは「生の経験」です。経験が増えるほど、AIに任せる範囲を決められますし、返ってきた案の良し悪しも判断しやすくなります。" } }, { "@type": "Question", "name": "知識を増やすより、経験を優先したほうがいい理由は何ですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "知識はあとからでも取りに行けますが、現場の肌感覚は体験しないと身につきません。AIに指示を出すときも、経験がある人ほど前提や制約を具体的に置けます。" } }, { "@type": "Question", "name": "AIの返答がいまひとつなとき、どこを見直せばいいですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "「どこまで考えてほしいか」という線引きを見直すのが近道です。前提条件、制約条件、ゴールを言葉にして渡すと、返答の質が変わります。" } }, { "@type": "Question", "name": "将来AIがやりそうな仕事は、今から経験しないほうがいいですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "私は逆だと思っています。仕事が消えるというより形が変わるので、残る業務の改善や判断に経験が生きますし、今のうちに触れておくほど差がつきます。" } }, { "@type": "Question", "name": "経験を増やしたいのですが、現実的にはどう動けばいいですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": 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href="https://roundup-inc.co.jp">中小企業専門WEBマーケティング支援会社・ラウンドナップWebコンサルティング(Roundup Inc.)</a> に最初に表示されました。</p>
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